技術をお金に変える法
【技術をお金に変える法】
~実践できる7カ条~
◆セミナー概要
『日本企業の中で、ビジネスに発展できなかった技術テーマはどのくらいあるか?』
これは、【日本のモノづくり神話の崩壊か?】という悲しい記事を読むうちに見つけた、経済産業省のアンケートです。回答は、何と76%! 驚きでした。
優れた発明や技術のテーマが、陽の目を見ることなく、お蔵入りしていることが、如何に多いことか。技術立国日本などと言われていますが、ちょっと悲しい現実です。どんなに優れた技術やアイディアでも、製品やサービスとして世の中に普及しなければ、ビジネスにはならず、お金も産み出せないわけです。凄い技術がたくさんあるにも関わらず、非常に勿体ないです。
その一方で、日本人には知られていないだけで、世界が認める隠れたチャンピオン企業、約200社は、殆どが日本の中小企業メーカーです!!!
実は、技術やアイディアをビジネスに変えていくには、ちゃんと法則があるんです。知らなかったり、伝承されていなかったり、実践していないだけなんです。
『イノベーションのジレンマ』という著作で有名な、ハーバード大学のクリステンセン教授によれば、ビジネスを創出する経営者のスキルとして必要な2つの力は、 実行力と発見力だと指摘しています。自分自身のソニー時代のCCDカメラの開発と商品化をはじめ、他社の商品化事例には、その経験則の中に、このビジネス創出力も含まれていたことを発見! その種と仕掛けをご紹介します。
そして、座学だけでなく、ほんの少しワークもお楽しみ下さい!
◆主な内容
1.【モノづくりを取り巻く社会と時代の変化】
◎ビジネスに発展できなかった技術とは?
◎イノベーションのジレンマとは?
日本のR&D投資額: ¥17兆1000億 ~【科学技術指標2012】~
☆技術シーズの死蔵: 約76%、眠れる人財
◎モノづくりと感性の関係とは?
2.【技術をお金に変える法 1~4条 ~マネジメント編~】
◎モノづくりとは、ヒトづくり!
◎経営者に必要な2つのスキルとは?
◎自分のタイプを知るワーク。
◎経営者やリーダーが提供する環境や、育成する人財とは?
◎異分野がもたらす意外な解決法、アイディアとは?
(第1条) 密造酒づくりの法則
◎新しい事、面白い事は、上司に隠れて、こっそり、やれ!
◎業務の15%は新しいことに挑戦させる習慣づくり!
◎見て見ぬふりをする『密造酒文化』の 醸成が最も重要!
◎若者の人財育成にこそ活かす!
(第2条) 背水の陣の法則
◎『必要は発明の母!』⇒ お客様から来る難題の注文は 決して断らない!
◎ピンチはチャンスの裏返し! ⇒ 顧客の課題はニーズの宝の山!
◎他社ではやってない!出来ない! ⇒挑戦する価値あり!
(第3条) 異分野ストーミングの法則
◎異分野がもたらす思わぬ解決法!
◎バイオミミクリ(ネイチャー・テクノロジー)の活用
◎セレンディピティの神秘
◎五感力の駆使が六感力を生む。 『失敗は成功の母!』⇒ 敗者復活の価値
(第4条) モックでフェイクの法則
◎完成予想モック(模型) を造って、 周囲に宣言!
◎肝心なことは、脳をだますこと!
◎あたかも、モックで動いている、という錯覚と思い込み!
◎イメージの力が実現させてしまう!
3.【事例紹介】
◎CCDと電子シャッター誕生秘話 ~エンジニアが一皮むける体験~
◎隠れたチャンピオン企業
~世界が認めるニッチ&ユニークな日本の中小メーカー~
4.【技術をお金に変える法 5~7条 ~マーケティング編~】
◎エンジニアにも必要なマーケティングとは?
◎技術伝道師の重要性!
◎モノづくりからコトづくりへ
◎お客様との関係性とは?
(第5条) マーケティングこそサイエンスの法則
◎PDCAを廻すマーケティングのプロセスは、QC活動の問題解決と同じ!
◎特許の価値を知る
①パテントマップの活用
②方法特許(理論特許)のメリット
③具体的な生産方法特許の罠
④マーケティングに活かす『特許出願中!』の事実
(第6条) 伝道師の法則
◎技術広報活動の重要性
【難しい技術をわかりやすく伝える伝道師】
◎たとえ話の効用
◎動く模型の説得力
◎開発秘話の共感力
◎技術動向・法規制の変化の重要性
☆顧客向け技術セミナー
☆展示会のミニ・レクチャー
☆工場のショールーム化
(第7条) ことモノづくりの法則
◎製造業のサービス事業化 ~モノで実現するサービスの価値~
(1)顧客を味方につける
(2)顧客と共に開発する
(3)顧客行動の『見える化』
(4)サービス提供でヒトを育てる
(5)モノづくりのプロセスをサービスする
5.【まとめとメッセージ】
第1条~第7条の確認
● 埋もれてしまう76%の金の卵を孵化し、元気よく世界へ飛び立たせよう!
● ジョブスを超える破壊的イノベータを日本から誕生させよう!
● 地球の子孫に恩おくりのできる 『地球産業』で世界に貢献!